管理栄養士ブログVOL.25『こどもの栄養、しっかりとれてますか?』

管理栄養士 山本彩絵が『バランスよく食べるための工夫』についてお話しします!

新年度が始まって1ヶ月。ばたばたと忙しく過ごしていると、毎日を過ごすことで精一杯で、「4月があっという間だった」という方も多いのではないでしょうか?ここから3回のブログで、お子さまの食事について掲載していきます!
第1回は『バランスよく食べるための工夫』についてご紹介します。好き嫌いがあったり、1回で食べられる量が少ない、献立が同じになってしまうなど、お子様の食事に対して、お悩みがあるお父さんお母さんに今回の内容が参考になれば嬉しく思います!

お子さまのポイントとしてご紹介しますが、食事バランスについて意識している方も、活用できそうなポイントがあれば、ぜひ取り入れてみてください★
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子どもは成長のためにたくさんの栄養が必要です

今のみなさんの身体は、みなさんが食べたもので動いています。食後3~4時間たつとにはお腹がなって空腹になりますね。これは内臓やホルモンが働き、食べたものを消化してエネルギーにしくれている証拠です。勝手に働いているかのようにみえる、体内のさまざまなホルモンも食事でとった栄養素からつくられています。

もし摂取する栄養素のバランスが崩れると、本来の体内の働きが行われず、体調がなんとなくすぐれない、だるい、寝ても疲れている等の不調が出てきてしまいます。

だから食事をバランスよく摂ることが重要なのです。

子どもは、学校で元気に過ごすために、しっかり集中して授業・習い事をするために、健康でいるためにということに加えて、「成長」するためにも必要な栄養素をバランスよく食事でとることが重要です。

では、食事のバランスは何を意識すればいいのでしょうか。
簡単なポイントを4つご紹介します。

①5色(赤・緑・黄・白・黒)揃っているか確認する 

5大栄養素について以前のブログにありました。
栄養の基本、5大栄養素ってご存じですか?

栄養素について毎食細かく考えるのは大変ですが、色が揃っているかどうかであれば、見た目で判断できるので、お子さまと一緒に確認できそうですよね。

5色のそれぞれの食材の例は下記のようになります。

赤:肉や魚、ハム、ベーコン、トマト、ニンジンなど
緑:ほうれん草、キャベツなど野菜、キウイ
黄:卵、チーズ、大豆製品、果物、芋
白:ごはん、パン、うどん、豆腐
黒:海藻、きのこ、黒豆

 

まずは、配膳したときに、5色揃っているか、チェックしてみましょう。ただし、着色料には惑わされないように気を付けてくださいね!

②小皿に取り分けて配膳する

大皿で配膳すると、お子さまが食べた量、食材がわかりません。買ってきたものを活用する場合でも、1人分を小皿に分けて配膳することで、量が把握できます。

また、お子さま自身も出されたものを食べる、という習慣ができます。

③間食を活用する

一度で食べられる量が少ないお子さまには、間食を有効活用しましょう。おすすめは、たんぱく質やカルシウムが摂れる食品としてヨーグルト。
トッピングで果物を加えるとバリエーションが増やせるのでおすすめです!

④困ったら味噌汁を具沢山に

味噌汁は、さまざまな野菜を入れやすく、おすすめのメニューです。
特に、キノコ類、海藻等黒色の食品は不足しがちなので、味噌汁に入れてしまえばOK!

具材は、味噌汁にすぐ加えられるよう、時間があるときに小分けにして冷凍すれば、仕事から帰ってきてからでも調理が楽になります。

お子さまが嫌いな食材は、少し小さめに切って入れてみてください★


いかがでしょうか。
食事を変えれば体調・気分が変わっていきます。

また、子どもの成長期の食習慣が、大人になったときの食習慣へとつながっていきます。

今暮らしている環境の中で、いきなり多くのことを実践するのは難しいかもしれませんが、まずは1つずつ取り入れてみましょう!

次回は、お子さまの食事について、第2弾です。お楽しみに♪

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