管理栄養士ブログVOL.34『脱水に注意!夏はこまめに水分補給を!』

管理栄養士 奥結南が『水分補給』についてお話します!

8月に入り、本格的な夏がやってきましたね!
毎日暑い日が続いていますが、夏を乗り切る準備は整っていますか?

汗をたくさんかくと水分補給を意識しますが、冷房の効いた涼しい室内にいると、つい水分補給を忘れてしまう方も多いかもしれません。
今回は脱水症状についてお話ししていきたいと思います!

ぜひ脱水症予防を実践して、暑い夏を健康に乗り切りましょう!

(過去の管理栄養士ブログはこちら)

「脱水症状」とは?

水分摂取量が少なかったり、汗をかくなどでたくさんの水分が体内から出されて足りなくなると「脱水状態」になりますが、それによって引き起こされる症状が脱水症状です。

汗はただの水ではなく電解質も入っています。
電解質はナトリウムやカリウムなどを含んでおり、筋肉や神経などを動かす重要な役割をしています。

電解質が不足しても多すぎても細胞や臓も器がうまく機能しなくなり、足りなくなった場合には脱水症状を引き起こします。

人間の体は水分が約60%を占めています。
脱水症状は失われた水分量によって重度は変わりますが、60%前後を保てないと以下のような症状が出てきます。

当てはまるものがありませんか?

✔︎喉の渇き
✔︎めまい・立ちくらみ
✔︎吐き気
✔︎倦怠感
✔︎手足の震え・痺れ
✔︎呼吸困難
✔︎痙攣

最悪の場合には死に至ることもありますので、注意が必要です。

 

すぐ実行できる対策はコレ

脱水症状は自分で予防ができます!
日常生活と運動時にそれぞれ以下のポイント意識してみましょう!

日常生活

・入浴前後、就寝前と起床時にコップ1杯の水
・飲酒時はアルコールと一緒に水分補給
・涼しい環境に長時間いる場合は時間を決めて水分補給

日常生活では、涼しい環境にいる方も多く水分補給をつい忘れがちになるかもしれません。
タイミングを決めてこまめに補給することをおすすめいたします♪

運動時

・運動する前、喉が乾く前にコップ1杯
・運動中は15〜30分おきに水分補給
・激しい運動はスポーツドリンク

日常生活に比べ汗をかく量が増えるため、運動する前から水分補給と、運動中のこまめな補給が大事になります。

また、吸収を効率よくするためには糖質や塩分が上手く調整されているスポーツドリンクを活用することもおススメです。

糖分が少なくカロリーも低いが、吸収の効率を考えられたハイトポニック飲料や、経口補水液も、脱水症の予防に効果が期待できます。

まずは、自分ですぐできるものから始めてみてください!
脱水症の予防を実践して、元気に楽しい夏を過ごしましょう☆

 

次回のブログもお楽しみに!

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