管理栄養士ブログVOL.22『健康診断の数値の見方!~血糖値編~』
管理栄養士 志田実祐が『血糖値の検査結果の見方と数値改善方法』についてお話しします!
新年度が始まりました。春になるといろいろな事にチャレンジしたい気持ちも高まりますね♪
そしてこの時期は、健康診断を控えている方も多いのではないでしょうか。
皆さん、健康診断結果の数値の正しい見方、ご存知ですか?それぞれの値が身体のどんな機能と結びついているのか意識したことはありますか?
今回は『血糖値』にフォーカスし、正しい数値の見方とその改善方法についてご紹介します。
✔過去に血糖値が高いと言われたことがある
✔今まで健康診断の詳しい数値まで意識していなかった
✔これを機に血糖値のことについて詳しく知りたい
どなたでも参考にしていただける内容をご紹介しますので、是非最後までお付き合いください(*^^*)(他の管理栄養士ブログはこちら)
血糖値の数値とは?
今回ご紹介する血糖値の数値は2つ!
①血糖値(FPG)
②HbA1c
1つずつ詳しく見ていきましょう!
数値①血糖値(FPG)
血糖値とはその名の通り、血液中のブドウ糖の量を指します。
基準値は、99mg/dL以下であり、この血糖値が高いと、糖尿病のリスクが高まります。ただし、血糖値は低ければいいというものでもありません。
一般的には70mg/dLを下回った状態を、低血糖と呼びます。
低血糖になると、頻脈・動悸・ふらつきなどの症状を引き起こします。
数値②HbA1c
血糖値よりも聞きなれない数値ではないでしょうか。
読み方は”ヘモグロビンエーワンシー”と読み、直近ではなく、過去2ヶ月程度の血糖平均値です。血糖値が高くなればなるほど、ブドウ糖とヘモグロビンが結合します。HbA1cは全体のヘモグロビン量の中で、ブドウ糖と結合している割合を示しています。数値が高いと、血糖値が高いということがわかります。HbA1cの基準値は、5.5%以下と定められています。
数値が高くなってしまったときの改善方法は?
これらの数値が基準値よりも高く出てしまったら、ショックですよね。。
ですが、落ち込んでいる暇はありません。数値を改善するために、すぐに行動に移しましょう!
糖質を減らしたり、運動をした方がいいことはある程度イメージできると思いますので、今回は+αの食事工夫ポイントを3つお伝えします!
ポイント①食べる順番をコントロールする
同じ食事内容でも、糖質や脂質の多いものから食べるのではなく、野菜など食物繊維の多いものから食べるようにしましょう。
満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを防ぐことができ、急激な血糖値の上昇も抑えることが期待できます!
ポイント②果物を食べる時間に気をつけましょう
果物もおいしい季節、好んで食べる方も多いのではないでしょうか。身体にいいイメージもある果物ですが、食べる時間には要注意!特に夜や夜食に食べるのは、控えるようにしましょう。
また、果物は多くても1日1つまで!食べ過ぎは血糖値上昇の大きなリスクとなります。
ポイント③1日3食、よく噛んで食べましょう
欠食、早食いはNGです!
1日3食、特に朝食もしっかりと摂り、急激な血糖値の上昇を避けるようにしましょう。
また、よく噛んで食べることも効果的です。ひと口30回を目標に、よく噛んでゆっくり食事を楽しみましょう。
どうしても早食いになってしまう方は、食材を大きく切ったり、できるだけ硬い食材を選ぶことも効果的です。
いかがでしょうか。
健康診断結果を詳しく振り返る機会もあまりないと思いますが、今回の記事をきっかけにご自身の健康診断の数値を見直してみてください。
基準値内の結果でも、ずっと健康な身体で過ごせるようにお伝えした3つのポイントを、普段の生活にぜひ取り入れてみてください!
次回は東伏見クラブの高井さんより「血圧の数値の見方と改善方法」をご紹介します。お楽しみに♬
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